３０歳が人間の限界を知るとき？

これは先輩と話した内容。
「人間、３０歳にもなれば己の限界が分かる。今更足掻いても仕方がない」
その場では同意できなかったが、後で考えると何となく分かるような気もした。自分も３０近いが、特に諦めたつもりはない。諦めたつもりはないが、諦めている部分もあるということに改めて気づいた。
流石に３０歳にもなれば自分が何にでもなれるとは思えなくなる。特に数学など学術の才能やら、自分の根本的な性格などはもはやどうしようもない。このあたりは下手に改善しようと思うととても苦しい思いをすることになる。だってどうしようもないのだから。

しかし小賢しくなるのも３０歳の特権ではなかろうかと思う。
ドラクエに例えると…、自分はもはや賢者に転職できないことは悟ったが、今あるステータスを最大限生かした、制限プレイならまだやれる余地がある。勇者も賢者も居なくても、戦士と僧侶と魔法使いだけだって、魔王は倒せるはず、ってことだと思う。
自分のポジションと特性をよく理解して、いかに自分を最大化していくか？というのがこれからの自分の戦いなのだろうと思っている。だから自分に対して諦めもあるが、まだまだやれることもいっぱいある。だからそんなに未来に対して悲観はしてない。
まあ、張り切りすぎても疲れちゃうので、ときどき息を抜きつつ、おもしろい方向へ邁進していくのが良かろうと思って、私は日々を過ごしている。