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コミケとPOKEN

TwitterコミケTLに触発された。昨日のゆるゆるがじぇっとないと#2でも少しお話しましたが。

自分は2000年開催コミケに2度行ったことがある。一部の超人気サークルの激烈な並びや限定品獲得闘争が注目されるけど、それってコミケの全体からみると一部にしか過ぎないと思う。
サークル数で言えば、ほとんどのサークルは可愛らしい部数の本やCDなどを、「好きだからみんなに触れてもらいたい」というシンプルな欲求にしたがって売っている。その時にやっぱり自分の本を買ってくれた人の感想って気になるはず。
そんなときにPokenって良いと思う。

[ポーケン / Poken] - Panda

[ポーケン / Poken] - Panda

ちなみにPokenとは、ちっちゃい手の平の形したガジェットで、デジタルな名刺交換ツールです。
Poken同士で触れ合うことで無線通信でお互いのIDを交換します。
交換したIDはUSBでPCにつないで、Pokenサイト経由で、IDに対応した相手の名刺情報を参照することができます。
名刺情報にはTwitterMixiのIDやその他の文言も記入可能です。

コミケ参加者がお互いPoken持っていれば、紙とかに書かずにお互いの情報を交換できる。購入側がサークルの情報を得るのは簡単でも、その逆って難しい。購入者も個人名刺持っていればそれで事足りるかもしれないけど、そこから一歩発展して、購入者と販売者のコミュニケーションポータルの入り口となってもいいかもしれない。
現在はホームページベースのコミュニケーションが主と思われるけど、Twitter的なサービスと結び付いても面白いと思う。Pixivとか。
まずはコミケで二次元キャラクPokenを限定販売してみると良いと思う。Pokenってなかなか万人受けするもんでもないので、そういう固定層狙い打ちした方が事業的には良いのかと勝手に思ってる。
まあ一ユーザとしては、コミュニケーションツールはPokenである必要もなくて、何でもいいので、創意のあるコミュニケーションが活性化されていくことを願ってやまない。

コミケ参加者の無駄に熱いエネルギーを面白く昇華させてみたい。ネットの力はこんなもんじゃないっすよ、と思っている。