Kishima's Hateda log

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ソフトも大切だけど世界を変えるのはデバイスでしょう

下記を読んで思ったこと。

秋月パルスに出てくる「革命」について
http://koress.jp/2009/07/post_35.html
以下抜粋
もっと言えば、おかじや私の中での大変な問題意識は、ネットとリアルの乖離です。今のパソコンやケータイはあまりにも複雑すぎます。そしてリアルな生活と乖離しています。この感覚はGeekには非常に伝えづらい。でも現に「パソコン? よくわかんない〜」という人はマジョリティです。これは、よくわからない物を作った側に問題があります。(大いに自戒の意味を込めて)ここに危機意識を持たなければなりません。

「新しいデバイス」という点は、実はかなり重要なポイントで、上記の問題の本質は、汎用機を作った点にあります。汎用機を使いこなすには大量の背景知識を必要とします。D.A.ノーマンの言葉を借りれば、本来汎用なコンピュータはインフラであるべきで、人間とのインタフェースとなるアプリケーション、すなわちデバイスは、原則的に単機能であるべきです。

同感。twitterやなんやらできゃっきゃうふふ、するのは大変楽しいけれど、現状このままだとそれが一般に膾炙されるとは思えない。mixiも大きくなったけれど、携帯電話のような誰にとってもなくてはならないようなサービスにはなっていない。(なる必要もないのかもれしないけど)
自分は世界を変えるようなサービスが生まれることを願っているいるけれど、サービスを実現するデバイスとして、やっぱり今のパソコン、ケータイは複雑すぎる。
そこを超えるためには、新たなデバイスが必要になるのではなかろうかと思う。新しいサービスとデバイスがセットで実現できれば世界を股に掛けるGoogle以上の世界企業も生まれてくるはず。
組み込みに近しい人間として、そういう夢は忘れずに居たいと思う。